【情報】オハイオ州 学校あれこれ(現地校)

じゅんころのアメリカ オハイオ州 パウエル学校情報レポートです。

じゅんころの娘たち、今年3歳・5歳になります。
早いですね~!もう立派なキッズになっちゃいました!
突然ですが… じゅんころ一家、アメリカへ数年滞在することになりました。
子供達の夏休みもそろそろ終わりにして、学校に通わさないと~!!
というわけで、じゅんころが見学に行ったプレスクール&デイケア情報を、いくつかシェアしますね。
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アメリカでは、満5歳から学校(義務教育)が始まります。
5歳の1年間だけ通うキンダーガーテンという学校があって、
6歳からは日本と同じく小学校入学、という流れ。
5歳までは、デイケアやプレスクールと呼ばれる、
日本でいう保育園/幼稚園みたいなところを利用します。
働くママの為に、新生児から入園可能。
産休制度も日本のように充実していないそうで、産後6週間目から働くというから驚き。
こちらのデイケア&プレスクール、とにかく学費がすっごい高いんですよ~。
子供を2人、週に3日フルタイム通わせようと思ったら、月額1500ドル以上はみておくべし。
共稼ぎであれば余裕なのかもしれませんが、
日本からの駐在員家計で2人の子供を週5日フルタイムで通わせるのは無理!
日頃の生活に響いてしまうくらいの金額になります。
週1日~、半日/全日をフレキシブルに選べるので、お財布と都合と相談しつつ検討すべし。

どの学校も、9月を基準に月齢によって学年が決まります。
たとえば、うちの娘は12月に5歳になるので、今年の9月入園時はまだプレスクール。
義務教育(キンダーガーテン)は翌年9月から、ということになります。
2人とも同じ学校からスタートできるし、良いタイミングでの渡米かも!
とはいえ、8月末までに決めないと秋学期が始まってしまうので、ちょっと急がないといけませんね。

さぁ!まずは、見学ツアーの予約をすることから始まります。
ホームページから申し込めたり、Eメールでコンタクトしたり、方法はそれぞれの学校で異なります。
見学ツアー予約を送信したら、学校からの連絡を待ちます。
1~2営業日以内に何かしらの連絡があることがほとんど。
迷惑メールもくまなくチェックしましょう。
連絡がない場合は、もう一度送ってみます。それでもダメなら、電話する or 直接お邪魔する。
英語に自信がない場合は、Eメールで返信してほしい旨を備考欄などに入力しておきましょう。

The Goddard School
※HP→ http://www.goddardschool.com
※見学ツアー予約(パウエル校)→ http://www.goddardschool.com/columbus/powell-olentangy-street-oh/tour-this-school

全米展開している大きな学校。対応もしっかりしていて安心感があります。
Rebbecca園長先生がツアーしてくれました。
女の園長、かっこいい~。オフショルのカットソー&黒スキニーパンツでおしゃれな方でした。
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とにかく教育校という感じの雰囲気。
アメリカンなワチャワチャ自由に遊んでいる感じではなく、規律正しく先生のお話を聞く姿。
他の学校との違いを聞くと、「Teachers are Teachers. 」先生がちゃんと先生ということ。
きちんと大学の教育課程を経ている方が担任されているそうで、
その日のカリキュラムも、各担任の先生が子供たちのレベルに合わせて組んでいるそうです。
この学校なら、日本に帰国しても、先生と周りの子供たちに合わせて行動できる子に育つかも。

特徴;
・ちゃ~んとした教育を!という姿勢がバシバシ伝わってきました。
・アレルギー対策は万全。アレルギーのある子は、全学年周知で対応するそうです。
・大きな公園が隣接。ときどきフィールドワークとしてお散歩に行くみたい。
・専用アプリでその日のレポートを担任から配信。

気になったこと;
・身体の大きな先生がが多かったこと(身体を一生懸命動かすより、頭の鍛錬がメインなのかな?)
・ピアノなど楽器が教室になかったこと (音楽の授業はCDなのかな?先生歌えるのかな?)
・給食支給なし。保冷剤付きお弁当持参。スナックタイム2回、ミルクは昼食含め3回支給あり。

学費は、写真の通り。
こちらは、他の学校に比べて割安な印象。
カリキュラムもしっかりしているし、どのクラスも定員ほぼ満員なほど人気なわけです。
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All About Kids
※HP→http://allaboutkidslcpowell.com/
※見学ツアー予約→http://allaboutkidslcpowell.com/schedule-a-tour/
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オハイオ州を中心に10校以上展開するチェーン校。
前述のGoddardにくらべると、フランクでいかにもアメリカンな対応だったけど、
こちらも各クラスのカリキュラムはしっかりしている印象。
ツアー担当者が受付、少し全体の流れを説明した後は各クラスを覗きに。
担任の先生が色々とアクティビティや生徒の反応などについて説明してくれたのは良かったな^^

特徴;
・各クラスの壁や床がとにかくカラフルで賑やか楽しい印象。BGMやお歌の時間も多いみたい。
・給食支給あり。裏には畑があって、収穫したものを使ったりするらしい。
・キンダーガーテンの半日授業後には、バスでのお迎えサービスあり。
・担任からのレポートを専用アプリで配信。中継ビデオで今の子供の様子も確認可能。

気になったところ;
・ビジネスマナーには欠けるが、スタッフの皆さんフレンドリーでOKレベル。
(スタッフ間の連絡はランダムみたいなので、重要案件は注意した方が良さそう)
・5歳児クラスの担任が、1人欠員で現在募集中とのこと。(規定ギリギリの14人に対し先生1人の状態)

学費は、給食など含めて下記写真のお値段。
給食代が含まれている面では、他校に比べてお得なのかな。
カラフルな教室がよかったのか、娘は「All About Kids!」と気に入った様子。
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Smoky Row Children's Center
※HP→http://smokyrowchildrenscenter.com
※見学ツアー予約→https://www.jotform.com/form/63605764458162#?secret=4Fu8d5Ytj7

印象的な名前は、施設のあるロードの名前から。
この建屋が唯一の校舎。完全な独立プライベートスクールです。
お話を聞いたのは、園長/オーナーでもある方の娘さん(お名前忘れちゃった)。
大きな組織ではないので、オーナーを含め学校全体で子供達一人一人のケアができるのがウリとのこと。
アプリによるレポートや中継ビデオ配信など最新設備はないけれど、
先生たちが余計なPCワークに時間を取られることなく、子供達と接してもらえるのは良いな~と思った。
カリキュラムは、こちらもきちんとしている様子。
先生達、じゅんころのことはさておき、とにかく子供に話かけまくりの構いまくりでした。
シャイな長女はとくに緊張している様子でしたが、根気よく問いかけて貰えたのは好印象!

特徴;
・Pre-Kクラス(4歳~)でも、8人に1人先生が付く手厚さ。
・殆どのスタッフが勤務年数10年以上。(先生同士の関係は良好。皆さん大学教育課程を修了しているとのこと。)
・小さな困りごとも、すぐに学校全体で共有しオーナーと直接お話できる。
・年間費用が半額以下。(アプリなどの設備にお金をかけていないからかな?)

気になったこと;
・モンキークラス(2歳半~)のおトイレが少々臭かったこと。(しょうがないけど)
・3歳以下と3歳以上で建物が分かれていて屋外移動が必要。(50m位だけど、冬場は若干面倒かも)
・給食支給はなし。お弁当持参。スナックタイム2回、ミルク付き。

学費については、写真の通り。
独立校ということもあって、兄弟割引などの適用はなし。
年会費はファミリーで50ドルと、格安。
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Kiddie Academy Educational Child Care
※HP→https://kiddieacademy.com
※見学ツアー予約(パウエル校)→https://kiddieacademy.com/academies/powell/visit/
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全米に40校以上を展開している大きな学校。
見学ツアー予約のメールまではしっかりした対応でしたが、いざパウエル校を訪ねると‥
そこはもうまさにアメリカ~ンな雰囲気で、
大きな身体のスタッフ達がスタバの甘そうなドリンクとチップスを食べ飲みしながら、
ペチャクチャ大笑いしていました。圧倒されながらの入室。
受付はそれはもうフランクな対応でしたが、各クラスの担任の先生方は至って真面目そう。
物静かで礼儀正しい先生が多かったです。

特徴;
・生徒たちが懐っこかったこと。皆話かけたり抱きついてきたり。
(スタッフ達も友達みたいになつこくて自由な雰囲気だからかな?)
・給食あり。スナック2回、ミルク付き。
・キンダーガーテンの半日授業後には、バスでのお迎えサービスあり。
・担任からのレポートを専用アプリで配信。中継ビデオで今の子供の様子も確認可能。
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気になったこと;
・教室内、許容レベルではあるが、若干散らかっている箇所が見受けられたこと。
・「他校に比べてお値段が高い場合は、ご相談ください」と言われたけど…値下げ交渉有りなの??

学費については、一覧は貰えず、希望した週3フルデイのレートを頂きました。
兄弟割引として、年上の方から10%OFFって言ってたっけ。
大きな学校だけあって、セキュリティやアプリ配信、送迎バスなどの運営はしっかりしてそうだな。
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Mango’s Place
※HP→https://www.mangosplace.com
※見学については、随時受付中のため予約は不要
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1日や半日の学校としての使い方もOKですが、急な一時保育所としての利用もできるので便利。
ただし、年会費として$30/childもしくは家族で$50かかります。
施設は小規模、お庭などはありません。
でも、室内には巨大すべり台があったり木登りできたり、
ビタミンカラーのインテリアで楽しい雰囲気。先生も明るい感じでした。
じゅんころがお邪魔したのは、朝のスナックタイムでしたが、皆きちんと座って食べていましたよ。
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特徴;
・1時間毎の一時預かりが可能。(好きな曜日と時間にパッと預けられて便利)
・平日朝7時~夕方6時半、土曜朝10時~夜10時までOPEN!
・時間ごとにきちんとカリキュラムが決まっていて、学校のようなケアが受けられる。

気になったこと;
・~2.5歳、~4歳、~10歳の3つのクラス編成。(年齢が高いほどつまらなく感じそう)
・室内中心。室外のスペースがないこと。(雨の日雪の日暑い日はいいかもしれませんが)

費用は、一時預かり形態からおまとめ割チケット制、プレスクールとして月額制など様々。
年会費$50で、兄弟2人1時間$13~で預かってくれるなら、会員になっていても便利そう。
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Dublin Montessori Academy ーAmerican Montessori Society Affiliate
※HP→https://amshq.org
※Dublin校→http://www.dublinmontessoriacademy.com/admissions.html(見学予約はTELのみ)
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1999年にDublin校設立。組織的には古くからアメリカに根付く伝統校みたい。
日本でも近年噂のモンテソーリ教育を取り入れている学校。
この秋3歳になる次女の枠は、すでに満員。
Pre-Kクラスにあたる5歳児も午後枠しか空きが無いほどの人気っぷり。
予約も無しに尋ねてみたところ、8月28日まで夏休みということで生徒の姿は見れなかった。
先生たちは、年配の方が目立つ。マネジャーさんもおばあちゃんでした。
モンテソーリ教育といっても、やっぱり先生がベテランでないと意味がないと聞いたことがあるので、
もしかしたら、凄く良い学校なのかも。

特徴;
・週に何日、という選択肢は無く、とにかく毎日通うのが基本(徹底ぶりが良いね)
・Pre-K(5歳)までにモンテソーリ経験がなければ、その後のキンダークラスには入園不可

気になったこと;
・午前/午後のみのクラスは、たったの3時間。毎日通うとはいえ、意味あるのかな?
・夏休みなど連休はクローズ。サマーキャンプの提供も無いので、他校と併用する必要がありそう。

未チェック;
・教室、子供達のトイレ、授業の様子、バックヤード等の屋外スペース有無
・給食について
・入学金/年会費について

残念ながら、希望している時間で空きが無い & 夏休み中心の見学だったためよく雰囲気が掴めず、
じゅんころの子供達が通う可能性は…低いけど、
もしモンテソーリにこだわりがあるのであれば、伝統校でもあることからオススメできそう。
価格帯は、他校と大差なし。
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The Barrinton School
※HP→http://www.thebarringtonschool.com
※見学ツアー予約→http://www.thebarringtonschool.com/enrollment

オハイオ州に5校を展開する中規模学校。パウエル校は出来て3年目だそうです。
オーガニックにこだわった給食がウリ。
アメリカに住むとなったからには、少々のジャンクフードは全く気にしないつもりですが、
やっぱり、こうゆうところの御給食なら安心かもしれません。
入り口から各教室までのアプローチは至ってシンプル。
チェックインをPC画面で済ますとメインのドアが開き、
各教室を通りながら自分のクラスへ移動するみたい。兄弟には良いかも。
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特徴;
・オーガニック給食あり。各校専任シェフが配属され、朝食スナック昼食全て配膳はシェフが担当。
・韓国人、中国人、インド人など、白人以外の割合が多かったこと。(日本人は現時点で無し)
・大きくて立派なバックヤード。
・曜日毎に、スペイン語・ダンス・スポーツ教室など講師を呼んで習い事サービス(無料)あり。
・キンダーガーテンの半日授業後には、バスでのお迎えサービスあり。
・担任からのレポートを専用アプリで配信。中継ビデオで今の子供の様子も確認可能。

気になったこと;
・担当の先生のテンションが、若干低い気がしたこと(でもどの先生も微笑んで優しそうでした)
・アートクラフトの展示があまりなかったこと(他校ではうるさいくらい飾ってあった)

オーガニックメニューや習い事サービス、各種設備も整っているだけあって、
とにかく学費がたか~い!!
3歳までは、赤ちゃんのオムツも全て料金に込みというから仕方ないのかな。
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The Compass School
※HP→http://www.thecompassschool.com
※見学ツアー予約→http://www.thecompassschool.com/request-a-tour/

オハイオ州の2校を含めて6校展開の中規模学校。
自然を取り入れる、というコンセプトから、室内の色使いは落ち着いていて他校と対照的。
先生達の服装も、日本の大学生のように個性的。受付の方はドレッシーなミニスカでビックリ。
何処もかしこもアトリエのような雰囲気で、絵の具や木材が目立ちました。
いわゆるホワイトボードとペンではなく、黒板とチョークに土と絵の具とハギレとガラクタとか。
おもちゃもユニーク。日本のように使うことは無いかもですが、おはじきやビーズも沢山ありました。
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特徴;
・とにかくアートな空間。(整理整頓された感じが無いのは少し気になるけど、印象的な香り、色遣い)
・大きくて立派なバックヤード。
・月1回バスでの遠足、水木金は無料習い事サービスあり。(月火は追加料金でプロによる御教室あり)
・アプリでのレポート配信&各生徒のカルテあり。(レベル把握のためスコア換算され両親とシェア)

気になったこと
・各担任の先生達までファッショナブル。
(さすがにミニスカでは無かったけど保育園の先生らしからぬファンシーさ。目の保養にはなるけど?)
・給食がないこと。スナックタイムは2回。
・日本人の割合が他校より多い。(といっても21人中2人など)

選択肢が他校に比べて若干すくない。価格帯は同じような感じ。
週5、3、2回のいずれかで、半日or全日が選べる。
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さぁ、どこの学校にしようかな~…
日本のときは、家の周りに4校ほど選択肢がありましたが、
明らかにココ!という園があり、とにかく足を運んで一時預かり枠を確保したっけ。
(あさひの保育園;http://www.asahinohoiku.jp
名古屋でもどこの保育園と比べても、音楽と掛け声に溢れた本当に素敵な学校でした!感謝!)
アメリカでは、学校数も沢山あることから空きが無いことは少ない、
そして各校けっこうしっかりとした教育方針をもっているだけに、迷いますね。

習い事もさせてあげたいし。
と考えると、やっぱり週3くらい現地校&日本人学校&習い事2~3こがお金的にも限度かしら。
せっかくなので、アメリカの学校生活を満喫させてあげられたらいいな。
またレポートしまぁ~す

この記事へのコメント

2017年09月17日 20:40
何のことやら殆ど分からないが、渡米と言う大事の中でじゅんころさんがてきぱきと処理しているのに感動しています。小さなお子様を抱えて大変でしょうが頑張ってください(^-^)/
2017年09月18日 23:19
コメントありがとうございます。
いつも励ましの言葉をいただき、嬉しいです!!
訳わからないですよねww じゅんころの周りでは、アメリカ行き~という宣告を受ける方が沢山居るので、少しでも小さな子供連れでのアメリカ生活送る人に情報を‥というわけで、これから少しずつアップしていきます(^○^)

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