【情報】アメリカの学校と治安 ~プレスクール編~
じゅんころのアメリカの学校(保育園ならぬプレスクール)と治安についてレポート!
子連れでのアメリカ滞在で気になるのは、治安ですよね。
海外での生活、日本と違うところは色々あるけど、安全面は特に気をつけないと。
日本に住んでいると、ついつい子供から目を離してしまったり、
バッグを後ろにして平気で歩いていたり、財布の中を人前で探ってみたり、
車の中にバッグを置いたまま駐車場を後にしたり、夜道もそんなに怖くなかったり。
上記の行動は、海外では全部NG!!!
海外旅行のツアー等に参加すると、ガイドさんが口を酸っぱくして注意されることばかりです。
ここからは、じゅんころの主観となりますが、
アメリカでは、学校がその地区の治安レベルに少なからず関係しているようです。
じゅんころが住んでいるのは、アメリカの北東部に位置するオハイオ州。
日本人町と言われるダブリンDublinより、少し北のパウエルPowellです。
ザ・住宅街が広がり、どのお家もとにかく立派でお庭も超広い。
噂によると、DublinとPowellの小学校~高校は、
アメリカの中でもTop Ratedと呼ばれる偏差値の良い学校が集まっているそうです。
そのおかげで、家賃も釣りあがっていったとか。
オハイオ州のダウンタウン(中心街)にあたるのが、コロンバスColumbus。
賃貸物件を調べてみるとわかるのが、Columbusには激高物件から激安物件まで色々あること。
それに比べると、Dublin周辺(Powell、Hilliyard、Worthingtonなど)は、そこそこするお家ばかり。
日本の感覚ではあまり考えたこともありませんでしたが、
アメリカでは、学校の偏差値が治安に大きく関わってくるといいます。
学校の偏差値=家賃=住人の生活レベル=治安の良し悪し、という表現が正しいか分かりませんが、
自分の住んでいる周辺の学校・賃貸物件情報が、
その地区が安全なのかのバロメーターに少しは役立つのかな、と思います。
※賃貸物件情報→https://www.zillow.com
※学校の偏差値検索→https://www.greatschools.org
さて。
前置きが長くなってしまいましたが、娘の学校が決まり、
2人揃ってやっと9月からスタート!はぁ~良かった~!
日本の保育園や幼稚園にあたるのがプレスクール(デイケアと呼ばれる処も)。
今回は、その学校生活の様子について、レポートします
※ご参考(プレスクール選び)→https://junkoroblog.seesaa.net/article/201708article_3.html
最初の2週間は、グズグズしていた次女も、
なんとか泣かずに登校できるようになりました。
アメリカ人の先生達、とにかくボリューミーな人が多い!(オハイオだけか⁉)
その大きな胸でギュッとされるのが、長女はお気に入りみたい。
オーバーリアクションでとってもよく褒めてくれるのも好印象。
じゅんころビックリだったことは、下記のとおり。
あっ学費が高いことは、言うまでもありませんよ
2歳児と4歳児、週に3日フルタイム(7ー18時)通わすと、月額$1800超。
これに、年間費・入学金・イベント代・習い事代(学校内でやってくれるもの)など含めると、
もう、泣いちゃうくらい高いッ
お昼の時間が終わったら、”捨てる時間”、そしてお昼寝
長女のある日の一言で発覚… 「お昼終わったら、捨ててからお昼寝するんだ~」
何だって⁇⁇ ビックリ、というか、ショックでした
ご飯を残さず食べましょう、ではなく、”捨てましょう”の時間があるらしい。
確かに、もったいない文化は日本独自の文化と知っていたけど!
どうりで、お弁当箱が毎日キレイさっぱり空っぽになっている訳です。
これじゃ困る。ここはちゃんと日本のマナーを躾けたい。
「朝早起きして一生懸命作っているんだから、ちゃんと食べてね」
と伝えるしかできなかった。しっかりして~!!
お昼寝のときも、靴は履きっぱなし
土足文化なのは周知だと思いますが、まさかのお昼寝タイムまで履いたままなんて!
しかも、脱げちゃった子の靴は、先生が履かせてくれちゃってたり。
右左逆に履いて登校してしまったら最後、きっとそのまま帰って来るはず。
最近は、靴下も濡れるくらい汗ばむ夏の陽気が続いていますが… う~臭そう!
長女は「脱いで寝る」と先生に伝えたそうですが、
次女はアメリカ人化すること間違いなしです
ナッツフリーの環境
アメリカの保育園、ほとんどの学校がナッツフリーの環境づくり。
ピーナッツアレルギーをはじめ、ナッツに敏感な子供が増えて来ているそうです。
というわけで、作っていくお弁当にもナッツは持ち込み不可。
ハロウィンや誕生日会など、パーティ時もナッツ入りのお菓子はNGだそうで。
というわりに、アメリカってどのお菓子にも結構ピーナッツが入っているんですぅ!!
違う意味で、”Ingredients 原材料” とニラメッコしなければいけないのは、予想外でした。
お着替えは、基本的にさせない
すっごい荷物を抱え登校し、毎日すっごい量の洗濯物を持って帰る日本の保育園。
ループのついたタオルやお手拭き、寝具にパジャマまで。
あれは一体何だったんだろう??ってくらい、アメリカの保育園では使いません。
まずタオルは、全て紙ナプキン。使い捨て。
お昼寝は、前述通り、着替えるどころか靴も脱がない。パジャマなんて使いません。
服が汚れたり、濡れてしまったりした時だけ、極力服は着替えさせない。
なぜ?と聞くと、「子供なんて着替えても、またすぐ汚しちゃうでしょ!」だそうで
いや~まったくその通りでございます、助かります。
憂鬱だった月曜と金曜の服と寝具の持ち運びも無く、ママには嬉しい環境かも。
というか、日本の保育園が敏感過ぎるのか?モンスターペアレントが多いのか⁈⁈
パジャマ・デー
「明日はパジャマデーにしようと思いま~す」と先生からメール。
なにそれ?パジャマDAYって何?? じゅんころ、恥ずかしながら先生に聞きました。
「ただパジャマで登校すれば良いのよ~!私たちもリラックスウェアよ!」
というわけで、パジャマで登校させました。
欧米では、結構さかんなイベント(?)らしく、学校を活気付かせるのが目的だそうで。
パジャマデーを知らないなんてありえない!!くらいの反応をされちゃいました
※参考ブログ→http://katsuchica.com/2015/10/28/post-1025/
自転車なし!鉄棒なし!大縄跳びなし!
各プレスクール、アメリカというだけあって、園庭の広さはどこも御立派!
置かれている遊具も、バラエティ豊かで、子供にとってはまさに天国。
が、しかーし!日本では鉄板と言える自転車や鉄棒、長い縄跳びの姿はなく、
特に、どこにでもありそうな鉄棒は、どこの公園にも置いて無いんです。
逆上りや前回り、足掛け前転後転など、一生懸命やりましたよね??
こりゃAmazonで注文して、お庭に設置、じゅんころ監督で教えるしかないかも
自転車だって、保育園で覚えて来てくれるわ~♪なんて余裕ぶっこいていたのに…
アメリカの部活動も、噂によると随分”ゆるい”とのこと。
切腹!文化の日本ですから、その”ゆるさ”に慣れて戻ってくると、部活はまず続かないみたい。
褒め上手の自由奔放なアメリカの教育、良いところだけ覚えて帰れると良いのですが…
先生からのレポート配信が結構すごい
日本で通っていた保育園、イベントも多くカリキュラムも充実していて大好きでした。
長女の口から、◯◯ちゃんと◯◯ちゃんと◯◯したの!とか、
すごく楽しそうだったし、先生方も気さくに何でも教えてくれて、大満足の保育園でした。
でも!アメリカのプレスクールってすごいんです!
毎日保護者やその親族(登録すれば基本的に誰でも)に向けて、
写真とその日に行なったことをまとめたレポートが配信されるんです。
学校によっては、ネット上で生中継ビデオを確認できるところもあります!
まだお友達の名前もよく分からず、初めてのアクティビティで上手く説明もできず、
4歳の長女もあまり教えてくれない状況ですが、
このレポートと写真があれば、どんな様子だったのか大体分かって超安心
日本にいるジジババへも、孫になかなか会えなくなる中、
孫の写真だけでもシェアできたら、せめてもの罪滅ぼしになるんじゃないかとも。
日本の保育園では、お迎えに行くと、よっぽど変わったことが無ければ、
「今日もとっても元気でした~」くらいしか担任の先生方から特に報告はなかったのですが、
アメリカ人はとにかくお喋り大好き!
1から10まで聞いても無いこと全て教えてくれますよ花丸!!
レポートや生徒のカルテ作成は、専任のスタッフが配置されているので、
子供達の面倒をサボりながら…ということも無いそうです。
それくらい、両親を教育に巻き込むことを重視しているんですね。
お熱が下がっても、登校NG
知恵熱なのか風邪なのか…娘2人揃って同じ日に発熱。呼び出されました。
「薬の力を借りずに24H平熱を保てたら、登校してOKです」
あら~日本より厳しいんですね!翌朝測って下がっていてもダメだなんて!
考えてみれば、これは結構ありがたいルールかも知れません。
日本だと、ついつい熱が下がったらすぐさま学校に復帰させてくなってしまいますが、
健康児を持つ親からみれば、大迷惑!病気はしっかり治すに限りますもんね。
※参考サイト→http://www.dallajapa.com/sickpolicy/
トイレトレーニングは、3歳でも4歳でも5歳でも継続
3歳の幼稚園入園までにトイトレを済ませないと!なんて声をよく聞きますよね。
アメリカでは、トイレトレーニングはあまり重要視されていないように感じます。
(あ、おしゃぶりもそうですね、みんなチュッチュやってる印象)
基本的に、Toddlarクラスと呼ばれる~3歳児が”Potty Training トイトレ”クラスですが、
完了していなくても、次の3歳児~のPre-Kクラスに進めます。
能力別なのか、誕生月が早い子なのか、年齢が違う子が混ざっていることもありますが、
トイレトレーニングはまったくチェックされていないようです。
オムツのお値段は、日本と同レベル~ちょい高の印象。(1枚$0.2-0.5)
しかも、すんごいワシャワシャ固い和紙のような手触りで、上げ下ろしもしにくそう。
年齢的にできることなら、日本でちゃんとおトイレ出来るようにして来た方が、色々とラク。
運動会・お遊戯会・発表会はなし
知ってました?これらの行事は、日本の学校独特のものなんです。
アメリカの子供達に、日本の運動会を見せようものなら「え?軍隊?」とか思うみたいです。
というわけで、体操教室など行かせない限り、体操など練習もしないし身につかない。
なんだ~娘の勇姿は見られないのか~
ま、毎日のレポートと、アートなイベントを楽しみますか。
こんなところでしょうか…
また衝撃的なことが起きたら、追記します
娘たちの行っているプレスクールでは、
授業は、30~40分ごとにカリキュラムが組まれていて、
目的やゴールが教室の前に張り出されています。(でも文字が汚くて読めなかったり)
一丁前に、”プロジェクト”と呼ばれる時間がたっぷりあって、
その週(生徒が興味を持っていたら何週間でも延長するみたい)のお題について、
知識・理解を深めていきます。
2歳児のクラスは、「動物」だったら、いろんな形の動物を粘土で作ったり、
バケツにオートミールを敷き詰め(!)、中に隠された動物のオモチャを探していく…など。
4歳児になると、「もし動物を飼うなら?なぜ?」など意見交換されたり、
ある動物の特徴について観察、デッサンしてみる、など少しハイレベルになっていきます。
授業の中に、”Show & Tell” が3歳児から取り入れられているのもアメリカならでは。
アメリカ人って、人前で話すのがとても上手な印象。大きな声で身振り手振り。
あれは、子供の頃からの教育にあったんですね。
自分の好きなオモチャや人形を持っていって、クラスメートに紹介する、
”プチ発表会”が週に1回やってきます。
そんな機会が、3歳のときから日常的に与えられていたら、そりゃもう平気になりますよね。
それでも、「私、人見知りで…」とか言うアメリカ人が時々居ますが、
きっと人見知りの度合いが全然ちがうんだろうな~なんて。
長女の順番が、今月末に迫っています。きゃ~、何言うんだろ?ビデオ撮りたいくらいです
その他、朝晩に園庭での外遊びが30分ずつ。
月1回フィールドトリップといって、園バスに乗ってプチ遠足にいったり、
年に数回の展示会のためのアート作品を準備したり。
4歳児のクラスでは、アルファベットの書き方・発音、
サークルタイム(朝の会的なもの)や数学的要素などの基本知識は、毎日お勉強している様子。
クラスメイトはアメリカ人だけでなく、インド人・メキシコ人・中国人・韓国人など、国際色豊か。
肌や髪の色のちがう子とのコミュニケーションで築かれた感覚は、
きっと将来につながるはず。グローーーーバルに育てぇ♪♪
これから冬にかけて、イベントシーズンを迎えますね
この時期、スーパーでも学校でもとにかく秋色!ハロウィン色満載!
じゅんころの娘のプレスクールでは、毎年10月にアートオークションを開くそうで。
わ~ぉ!名前だけでテンション上がっちゃう!!
「アートオークション用の作品準備が始まるので、服が汚れます。どうでも良い服で来てね!」
どこまでもフランクで自由でお茶目なアメリカの学校。
数年後の娘たちの姿が楽しみ(少々不安要素はあるが)なのはもちろんだけど、
じゅんころが更に適当になっていないか心配だったりもしてます
ま、子供たちが楽しく過ごせて、たくさん友達作ってくれたらそれで十分!
これからも、お弁当づくり頑張るから、ちゃんと食べてよぉぉぉぉ~!
子連れでのアメリカ滞在で気になるのは、治安ですよね。
海外での生活、日本と違うところは色々あるけど、安全面は特に気をつけないと。
日本に住んでいると、ついつい子供から目を離してしまったり、
バッグを後ろにして平気で歩いていたり、財布の中を人前で探ってみたり、
車の中にバッグを置いたまま駐車場を後にしたり、夜道もそんなに怖くなかったり。
上記の行動は、海外では全部NG!!!
海外旅行のツアー等に参加すると、ガイドさんが口を酸っぱくして注意されることばかりです。
ここからは、じゅんころの主観となりますが、
アメリカでは、学校がその地区の治安レベルに少なからず関係しているようです。
じゅんころが住んでいるのは、アメリカの北東部に位置するオハイオ州。
日本人町と言われるダブリンDublinより、少し北のパウエルPowellです。
ザ・住宅街が広がり、どのお家もとにかく立派でお庭も超広い。
噂によると、DublinとPowellの小学校~高校は、
アメリカの中でもTop Ratedと呼ばれる偏差値の良い学校が集まっているそうです。
そのおかげで、家賃も釣りあがっていったとか。
オハイオ州のダウンタウン(中心街)にあたるのが、コロンバスColumbus。
賃貸物件を調べてみるとわかるのが、Columbusには激高物件から激安物件まで色々あること。
それに比べると、Dublin周辺(Powell、Hilliyard、Worthingtonなど)は、そこそこするお家ばかり。
日本の感覚ではあまり考えたこともありませんでしたが、
アメリカでは、学校の偏差値が治安に大きく関わってくるといいます。
学校の偏差値=家賃=住人の生活レベル=治安の良し悪し、という表現が正しいか分かりませんが、
自分の住んでいる周辺の学校・賃貸物件情報が、
その地区が安全なのかのバロメーターに少しは役立つのかな、と思います。
※賃貸物件情報→https://www.zillow.com
※学校の偏差値検索→https://www.greatschools.org
さて。
前置きが長くなってしまいましたが、娘の学校が決まり、
2人揃ってやっと9月からスタート!はぁ~良かった~!
日本の保育園や幼稚園にあたるのがプレスクール(デイケアと呼ばれる処も)。
今回は、その学校生活の様子について、レポートします
※ご参考(プレスクール選び)→https://junkoroblog.seesaa.net/article/201708article_3.html
最初の2週間は、グズグズしていた次女も、
なんとか泣かずに登校できるようになりました。
アメリカ人の先生達、とにかくボリューミーな人が多い!(オハイオだけか⁉)
その大きな胸でギュッとされるのが、長女はお気に入りみたい。
オーバーリアクションでとってもよく褒めてくれるのも好印象。
じゅんころビックリだったことは、下記のとおり。
あっ学費が高いことは、言うまでもありませんよ
2歳児と4歳児、週に3日フルタイム(7ー18時)通わすと、月額$1800超。
これに、年間費・入学金・イベント代・習い事代(学校内でやってくれるもの)など含めると、
もう、泣いちゃうくらい高いッ
お昼の時間が終わったら、”捨てる時間”、そしてお昼寝
長女のある日の一言で発覚… 「お昼終わったら、捨ててからお昼寝するんだ~」
何だって⁇⁇ ビックリ、というか、ショックでした
ご飯を残さず食べましょう、ではなく、”捨てましょう”の時間があるらしい。
確かに、もったいない文化は日本独自の文化と知っていたけど!
どうりで、お弁当箱が毎日キレイさっぱり空っぽになっている訳です。
これじゃ困る。ここはちゃんと日本のマナーを躾けたい。
「朝早起きして一生懸命作っているんだから、ちゃんと食べてね」
と伝えるしかできなかった。しっかりして~!!
お昼寝のときも、靴は履きっぱなし
土足文化なのは周知だと思いますが、まさかのお昼寝タイムまで履いたままなんて!
しかも、脱げちゃった子の靴は、先生が履かせてくれちゃってたり。
右左逆に履いて登校してしまったら最後、きっとそのまま帰って来るはず。
最近は、靴下も濡れるくらい汗ばむ夏の陽気が続いていますが… う~臭そう!
長女は「脱いで寝る」と先生に伝えたそうですが、
次女はアメリカ人化すること間違いなしです
ナッツフリーの環境
アメリカの保育園、ほとんどの学校がナッツフリーの環境づくり。
ピーナッツアレルギーをはじめ、ナッツに敏感な子供が増えて来ているそうです。
というわけで、作っていくお弁当にもナッツは持ち込み不可。
ハロウィンや誕生日会など、パーティ時もナッツ入りのお菓子はNGだそうで。
というわりに、アメリカってどのお菓子にも結構ピーナッツが入っているんですぅ!!
違う意味で、”Ingredients 原材料” とニラメッコしなければいけないのは、予想外でした。
お着替えは、基本的にさせない
すっごい荷物を抱え登校し、毎日すっごい量の洗濯物を持って帰る日本の保育園。
ループのついたタオルやお手拭き、寝具にパジャマまで。
あれは一体何だったんだろう??ってくらい、アメリカの保育園では使いません。
まずタオルは、全て紙ナプキン。使い捨て。
お昼寝は、前述通り、着替えるどころか靴も脱がない。パジャマなんて使いません。
服が汚れたり、濡れてしまったりした時だけ、極力服は着替えさせない。
なぜ?と聞くと、「子供なんて着替えても、またすぐ汚しちゃうでしょ!」だそうで
いや~まったくその通りでございます、助かります。
憂鬱だった月曜と金曜の服と寝具の持ち運びも無く、ママには嬉しい環境かも。
というか、日本の保育園が敏感過ぎるのか?モンスターペアレントが多いのか⁈⁈
パジャマ・デー
「明日はパジャマデーにしようと思いま~す」と先生からメール。
なにそれ?パジャマDAYって何?? じゅんころ、恥ずかしながら先生に聞きました。
「ただパジャマで登校すれば良いのよ~!私たちもリラックスウェアよ!」
というわけで、パジャマで登校させました。
欧米では、結構さかんなイベント(?)らしく、学校を活気付かせるのが目的だそうで。
パジャマデーを知らないなんてありえない!!くらいの反応をされちゃいました
※参考ブログ→http://katsuchica.com/2015/10/28/post-1025/
自転車なし!鉄棒なし!大縄跳びなし!
各プレスクール、アメリカというだけあって、園庭の広さはどこも御立派!
置かれている遊具も、バラエティ豊かで、子供にとってはまさに天国。
が、しかーし!日本では鉄板と言える自転車や鉄棒、長い縄跳びの姿はなく、
特に、どこにでもありそうな鉄棒は、どこの公園にも置いて無いんです。
逆上りや前回り、足掛け前転後転など、一生懸命やりましたよね??
こりゃAmazonで注文して、お庭に設置、じゅんころ監督で教えるしかないかも
自転車だって、保育園で覚えて来てくれるわ~♪なんて余裕ぶっこいていたのに…
アメリカの部活動も、噂によると随分”ゆるい”とのこと。
切腹!文化の日本ですから、その”ゆるさ”に慣れて戻ってくると、部活はまず続かないみたい。
褒め上手の自由奔放なアメリカの教育、良いところだけ覚えて帰れると良いのですが…
先生からのレポート配信が結構すごい
日本で通っていた保育園、イベントも多くカリキュラムも充実していて大好きでした。
長女の口から、◯◯ちゃんと◯◯ちゃんと◯◯したの!とか、
すごく楽しそうだったし、先生方も気さくに何でも教えてくれて、大満足の保育園でした。
でも!アメリカのプレスクールってすごいんです!
毎日保護者やその親族(登録すれば基本的に誰でも)に向けて、
写真とその日に行なったことをまとめたレポートが配信されるんです。
学校によっては、ネット上で生中継ビデオを確認できるところもあります!
まだお友達の名前もよく分からず、初めてのアクティビティで上手く説明もできず、
4歳の長女もあまり教えてくれない状況ですが、
このレポートと写真があれば、どんな様子だったのか大体分かって超安心
日本にいるジジババへも、孫になかなか会えなくなる中、
孫の写真だけでもシェアできたら、せめてもの罪滅ぼしになるんじゃないかとも。
日本の保育園では、お迎えに行くと、よっぽど変わったことが無ければ、
「今日もとっても元気でした~」くらいしか担任の先生方から特に報告はなかったのですが、
アメリカ人はとにかくお喋り大好き!
1から10まで聞いても無いこと全て教えてくれますよ花丸!!
レポートや生徒のカルテ作成は、専任のスタッフが配置されているので、
子供達の面倒をサボりながら…ということも無いそうです。
それくらい、両親を教育に巻き込むことを重視しているんですね。
お熱が下がっても、登校NG
知恵熱なのか風邪なのか…娘2人揃って同じ日に発熱。呼び出されました。
「薬の力を借りずに24H平熱を保てたら、登校してOKです」
あら~日本より厳しいんですね!翌朝測って下がっていてもダメだなんて!
考えてみれば、これは結構ありがたいルールかも知れません。
日本だと、ついつい熱が下がったらすぐさま学校に復帰させてくなってしまいますが、
健康児を持つ親からみれば、大迷惑!病気はしっかり治すに限りますもんね。
※参考サイト→http://www.dallajapa.com/sickpolicy/
トイレトレーニングは、3歳でも4歳でも5歳でも継続
3歳の幼稚園入園までにトイトレを済ませないと!なんて声をよく聞きますよね。
アメリカでは、トイレトレーニングはあまり重要視されていないように感じます。
(あ、おしゃぶりもそうですね、みんなチュッチュやってる印象)
基本的に、Toddlarクラスと呼ばれる~3歳児が”Potty Training トイトレ”クラスですが、
完了していなくても、次の3歳児~のPre-Kクラスに進めます。
能力別なのか、誕生月が早い子なのか、年齢が違う子が混ざっていることもありますが、
トイレトレーニングはまったくチェックされていないようです。
オムツのお値段は、日本と同レベル~ちょい高の印象。(1枚$0.2-0.5)
しかも、すんごいワシャワシャ固い和紙のような手触りで、上げ下ろしもしにくそう。
年齢的にできることなら、日本でちゃんとおトイレ出来るようにして来た方が、色々とラク。
運動会・お遊戯会・発表会はなし
知ってました?これらの行事は、日本の学校独特のものなんです。
アメリカの子供達に、日本の運動会を見せようものなら「え?軍隊?」とか思うみたいです。
というわけで、体操教室など行かせない限り、体操など練習もしないし身につかない。
なんだ~娘の勇姿は見られないのか~
ま、毎日のレポートと、アートなイベントを楽しみますか。
こんなところでしょうか…
また衝撃的なことが起きたら、追記します
娘たちの行っているプレスクールでは、
授業は、30~40分ごとにカリキュラムが組まれていて、
目的やゴールが教室の前に張り出されています。(でも文字が汚くて読めなかったり)
一丁前に、”プロジェクト”と呼ばれる時間がたっぷりあって、
その週(生徒が興味を持っていたら何週間でも延長するみたい)のお題について、
知識・理解を深めていきます。
2歳児のクラスは、「動物」だったら、いろんな形の動物を粘土で作ったり、
バケツにオートミールを敷き詰め(!)、中に隠された動物のオモチャを探していく…など。
4歳児になると、「もし動物を飼うなら?なぜ?」など意見交換されたり、
ある動物の特徴について観察、デッサンしてみる、など少しハイレベルになっていきます。
授業の中に、”Show & Tell” が3歳児から取り入れられているのもアメリカならでは。
アメリカ人って、人前で話すのがとても上手な印象。大きな声で身振り手振り。
あれは、子供の頃からの教育にあったんですね。
自分の好きなオモチャや人形を持っていって、クラスメートに紹介する、
”プチ発表会”が週に1回やってきます。
そんな機会が、3歳のときから日常的に与えられていたら、そりゃもう平気になりますよね。
それでも、「私、人見知りで…」とか言うアメリカ人が時々居ますが、
きっと人見知りの度合いが全然ちがうんだろうな~なんて。
長女の順番が、今月末に迫っています。きゃ~、何言うんだろ?ビデオ撮りたいくらいです
その他、朝晩に園庭での外遊びが30分ずつ。
月1回フィールドトリップといって、園バスに乗ってプチ遠足にいったり、
年に数回の展示会のためのアート作品を準備したり。
4歳児のクラスでは、アルファベットの書き方・発音、
サークルタイム(朝の会的なもの)や数学的要素などの基本知識は、毎日お勉強している様子。
クラスメイトはアメリカ人だけでなく、インド人・メキシコ人・中国人・韓国人など、国際色豊か。
肌や髪の色のちがう子とのコミュニケーションで築かれた感覚は、
きっと将来につながるはず。グローーーーバルに育てぇ♪♪
これから冬にかけて、イベントシーズンを迎えますね
この時期、スーパーでも学校でもとにかく秋色!ハロウィン色満載!
じゅんころの娘のプレスクールでは、毎年10月にアートオークションを開くそうで。
わ~ぉ!名前だけでテンション上がっちゃう!!
「アートオークション用の作品準備が始まるので、服が汚れます。どうでも良い服で来てね!」
どこまでもフランクで自由でお茶目なアメリカの学校。
数年後の娘たちの姿が楽しみ(少々不安要素はあるが)なのはもちろんだけど、
じゅんころが更に適当になっていないか心配だったりもしてます
ま、子供たちが楽しく過ごせて、たくさん友達作ってくれたらそれで十分!
これからも、お弁当づくり頑張るから、ちゃんと食べてよぉぉぉぉ~!
この記事へのコメント
親の心配どこへやらで,きっと二人はいつの間にかタフに育つんだろうねー♪ママになると全て娘のため!!って感じで,適当とは全然思えないくらいの子育てへの情熱を感じるよー‼
そしてこのアメリカ情報満載の記事,私の生徒にも読ませたいくらい楽しい(^o^)ぜひぜひたくさん報告してね♪
めっちゃ嬉しい~!コメントありがとう!
ご要望とあらば、「◯◯中学の皆さん、お元気ですか~?オハイオから問題です!」とかリサ先生の生徒あてによろこんでブログ書くよ♪ 今時間持て余してますからww
読んでくれてるの嬉しいな。ブログも周辺探索もやる気がでる!ありがとう!!