【情報】アメリカ→日本 ペットのお引越しサービスについて

ちょっとマイナーな情報ですが‥

じゅんころのペット連れお引越し情報アップします♪


ご存知の方も多いとは思いますが、じゅんころ宅にはニャンコが2匹おります。

全然違う容姿ですが、この2匹、兄弟なんです✨

トラTyler (アメリカで娘が通っていた小学校の名前Tyler Runから)と、

グレーPowell (じゅんころ達が住んでいたオハイオ州の町Powellから)。

超おとなしい、ちょっとビビりなニャンズです🐱♥🐱

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アメリカから日本へのお引越しレポートに記述しましたが、ペットのお引越しサービスというものがあります!

違う環境で12時間以上ものフライトを強いることになるので、フライト以外のストレスは、できるだけ軽減してあげたいのが親心。


コロナ禍は、長時間のフライトに引き続き、宿泊施設での2週間隔離、さらに自宅が準備できてなければ更に他のホテルにも滞在、新幹線移動も車移動も‥プラスアルファの事項が多すぎて、人間でもストレスだらけの状況です。

ペットの性格にもよると思いますが、これを楽しめる猫なんていないのでは。

必要に応じて、こちらのサービスも検討してみてくださいね。



😃ペットのお引越しサービス


地元の動物病院に教えてもらいながら、書類・健康診断は全て自分で全部やったうえで、

サービス対象は↓↓↓

・オハイオ州コロンバス近辺の自宅へペット引き取り

・シカゴへの移動🚗

・1泊ホテルにペットと宿泊

・シカゴ空港での飛行機の乗込みサポート

飼い主は、成田空港(羽田でもOK)まで各自引き取りに行くのみ。

ホテル謹慎期間のことなど、いろんな不安や手間を考えるとこれがベストかな。

料金やスケジュールなどは、担当の伝さんへ問い合わせてみてくださいね💡日本語でOK!!


ニッシン
Den Adams
937-645-5655
dadams@nitusa.com




↙↙↙
ペットのお引越しで知っておきたいこと、諸々‥覚えている範囲&友人から聞いた情報を記載します。ご参考まで。
Rさん、たくさんの情報ありがとうございました!!


【獣医さんに確認すること】

💡「輸出前の検査」を受ける & 「輸出国の証明書」を取得する
USDA(アメリカ農務省)のホームページに日本へのペットの輸出について詳しい説明が載っています。
コロナ前と後だとだいぶ違うはずなので、必要な時期にきちんと事前チェックするのがおすすめ。
日本の検疫所のホームページでは「現地の動物検疫機関にご確認ください」と書いてあるだけで、端折られてしまっていてわからない部分です。

《日本語》動物検疫所

《英語》USDA / Animal and Plant Health Inspection Service


💡USDAの認定獣医師かどうか
前述した「輸出前の検査」では、狂犬病の兆候がないかなど確認してもらい、健康証明書(Form AC)を取得します。
USDAのホームページに「USDA認定獣医師(USDA Accredited Veterinarian)による検査」とあるため、かかりつけの獣医師はUSDAの認定獣医師かを事前に確認しておきましょう。

💡健康証明書(Form AC)
日本が指定するフォーマット(Form AC)に獣医さんに記入してもらうのですが、
これは日本や海外へペット出国させたことのある獣医さんにお任せが一番安心です。
プリントアウトした紙に、自分で記入できるところまでは記入して、獣医さんに提出して残りを記入してもらう、が一番スムーズ。

💡公印(Endorsement / Official Government Stamp)
このForm ACには、公印(Endorsement / Official Government Stamp)が必要なので、
かかりつけの獣医さんから政府機関に送付されるものなのか、または自分で直接政府機関と取り合わないといけないのか確認しておく。

💡狂犬病抗体検査結果通知書の原本
狂犬病抗体検査結果通知書の原本または紙のコピーをもらっておく。
基本的には原本は送付されず、動物病院からのEメール添付のPDFなどしか送られてこないことが多いです。

💡予防接種履歴

💡10日以内の健康診断書

💡猫がリラックスたできるお薬
・Gabapentin Liquid (餌に混ぜても匂いで食べてくれない場合があるので、スポイトをもらうこと)
・Feliwayの携帯スプレー


【輸送容器(クレート)について】

下記のサイトに定められた大きさ、仕様であれば、大丈夫とのこと。
既存のものを使うようであれば、事前にデンさんなど相談すると良いと思います。

(参考サイト)


残念ながら、機内ではエサを与えることができません
ケージの中には、水、毛布、トイレシート以外は入れることが出来ません
水のボトルの固定は、外れない漏れないもの(ハムスターの水容器のようなもの)を用意して、事前に慣れさせておくことが重要です。
いつもお皿から水分摂取しているニャンコちゃんが多いと思うので、最低でも1週間前から「ココを舐めたら水が出る」を教えてあげましょう!

貨物扱いでの輸送となるため、客席ではなく温度調整が可能な貨物室での輸送です✈
JALの添乗員の方が搭乗中に確認することはないですが、飛行機に載せるまでの間は、航空会社のスタッフさんが確認する時間があるそうです。


【引き渡し前に】

ニッシンさんのペットお引越しサービスを利用する場合、
シカゴからのフライトであれば、シカゴで前日にニャンコも1泊します。
引き渡し時に、普段使っている猫砂と下記の使い捨てボックスを渡しておきましょう
ホテルでフライト前に快適にオシッコやウンチをさせてあげられるといいですね!

Kitty's Wonderbox Disposable Litter Box


お支払いについて。
お引越しサービス費用の中に税関通過時のお支払いが含まれているか確認しておきましょう。
税関通過にお支払いが必要ですが、ニッシンさんが立て替えてくれるはず。
アメリカにいるうちに前もって銀行の小切手(チェック)などでお支払いしておくと安心です。
(日本に帰国してしまっている場合は、郵送以外の方法もきっとあるかと思うので相談してみましょう!)



【成田でのお迎え】

当日の流れ🚗👟
  1. 成田空港 貨物地区
  2. ニッシン事務所
  3. 航空会社の事務所
  4. 検疫所・税関
  5. 航空会社の事務所

1. 成田空港 貨物地区
素人お断りの玄人、しかもでっかいトラックばかりが行き交う場所。
空港のようなわかりやすさや優しさは皆無です。
心の準備をしていってくださいね!

エリア内は一方通行、運が良ければ入り口でマップ(紙)をいただけるはず。
入口を入ったら、ゲートの係員の指示に従い反時計回りに進みます。
間違ったらもう一周まわります。時間にはくれぐれも余裕を持って。


2. ニッシン事務所
貨物地区一番端っこの建物。超わかりにくいコンビニが目印です。
いろんな事務所が入っている建物なので、建物入口で駐車場の受付をするときに場所を聞いた方が早いです。
ここから3時間に及ぶ手続きの始まり。
ニッシン事務所で駐車場のハンコもらっておくと吉!

ニッシン事務所(日本側)の担当者名を事前に確認しておくべし
事務所間で連絡が通っておらず、「は?誰ですか?(何この素人…)」みたいな空気になること必須。


3. 航空会社の事務所
ニッシン事務所とは別の建物。徒歩で移動します。
「まだ飛行機から降ろされてません」などの説明はあるものの、とにかく待ち時間が長いです。

ここで猫とやっとご対面!!
航空会社の係員さんとそのまま検疫所に移動します。


4. 検疫所・税関
また違う建屋に検疫所が入っています。
ケージからまだ出せないため外でニャンコだけ貨物と一緒に放置される場面があったので、2人以上で行くとケアが行き届くかと。
(中で説明を聞く人と、外で待つニャンコの側で一緒に待っている人)

マイクロチップの読み込みなど済ませたら、一旦また別れます。
人間は、検疫所で書類発行等の手続きを済ませ、税関へ移動。
狂犬病予防接種等の書類、原本はここで返却されました。

税関が入っているのは、また検疫所とは違う棟。また少し歩きます。
税関の担当者からの質問に答えて、書類を作成・受理されたら、やっと猫を受け取り準備完了!


5. 航空会社の事務所
事務所に戻って、猫の引き取りです。またここでちょっと待ちます。
準備が整うと声を掛けられ、建物の外でケージを受け取ります。
やっと、帰れます。


人間も、海外フライトは色々手続きも待ち時間も大変ですが、
ニャンズも本当に大変!手続きの上の手続き、色々タライ回され、待たされまくります。
ずっとケージに入ってる猫も本当に疲れるでしょう💦
人間の方も、スマホの充電満タンにして「待たされる準備」していくと良いです。


【受け取り当日の持ち物】

・身分証明書(貨物地区に入る際、その他窓口で必要)
・猫関係書類(狂犬病の摂取証明のコピーなど念のため持参、実際の出番はなかったもののあると安心)

以下、帰りの車であると良いもの:

・猫トイレ(フライト中は我慢しがち、すぐできるように準備)
・ペットシート(ケージが汚れていた際の替えとして)
・水とエサ/チュール(フライト中は絶食のため)
・ハーネス(車内でケージから出してあげられる)
・コロコロ、予備のビニル袋、ティッシュ等(車内での毛や粗相対策用)
フェリウェイの携帯スプレー(長時間フライト・待機・車移動など、緊張緩和に持っていけばよかった)
・人間用の飲食物(時間がかかる!猫受け取り後は一刻も早く帰宅してあげたくて寄り道もできないはず)


猫はもちろん、人間も長距離移動と長時間待機。
ニャンズの様子に気を配ったり、負担の大きい一日になるかと思います。
お家についた後はのんびり過ごせるよう、当日翌日のスケジュールを十分空けておきましょう🐱



以上、記憶をたどりながらのレポートでした。ご参考まで。
アメリカ日本間のお引越しを控えるペットとその家族の方が、
少しでも快適にスムーズな移動ができることを祈りつつ…!
じゅんころでした。



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